ニューヨーク・ブラックカルチャーfromハーレム

ニューヨーク・ブラックカルチャーfromハーレム

New York Black Culture Trivia
New York Black Culture Trivia 2008.11.07
堂本かおる の 『from ハーレム』 (No.88)

大統領選2日前からオバマ当選まで

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           「ハーレム・ジャーナル」
    
         大統領選あと2日。アメリカ中が不安。
    
                2008.11.03 Monday
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    こちらは今、日曜の夜。
    
    
    48時間後にはもしかすると結果が出ているかもしれない。
    4年前に比べて投票マシーンのコンピューター化が進んでいる
    (はずだ)から、かなり早く結果が出るのではないかしらん。
    
    
    国中が動揺している。
    前々回のブログにも書いたとおり、
    「もし、何か起こって、世論調査の結果に反してオバマが落選したら……」
    「そんなことになったら、もうどうしたらいいのか分からない」
    と、いう感じ。
    
    
    どきどきしてきましたわ、ほんとうに。
    
    
    ーーーーー
    
    
    そうそう、どきどきし過ぎて書き忘れてたけど、オバマにも不満はある。
    
    
    争点は経済問題とイラク・アフガン戦争だけれど、
    経済問題では中流層をフィーチャー。まったくと言っていいほど
    貧困層の話が出てこない。医療保険制度改正については、
    もちろん貧困層にも恩恵が出るはずなんだけど。
    もうひとつ、いつのまにか移民問題が消えてしまった。
    
    
    移民=投票できない、貧困層=投票しない(元犯罪者=投票できない)
    なので後回しになるのは分かるけど、ちょっと、ね。
    
    
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           「ハーレム・ジャーナル」
    
         大統領選あと6時間半。眠れないアメリカ。
    
                2008.11.04 Tuesday
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    今は月曜の夜11時半。あと6時間30分で投票場がオープンする。
    
    
    今、7人のアーティストへのインタビューをしている最中。
    編集部からの質問に「今、何にもっとも注目していますか」
    というのがあって、これ、聞く前から答えは分かってるよね……と思った。
    「大統領選挙」。予想どおり、今のところはインタビューを済ませた
    全員がそう答えている。まだインタビューをしていないアーティストも
    本人の MySpace をのぞくと、
    
    「あなたはどうか知らないけど、11月4日、あたしは投票に行くからね!」
    
    と書いてある。
    
    
    記事的には7人全員が同じ回答というのはマズいのだけれど、
    これをこのまま書けば、この選挙がアメリカの未来を大きく変える
    だろうことに、若い世代も含めていかに多くのアメリカ人が
    期待しているかを日本の読者に伝えることになると思う。
    
    
    今夜から期待と興奮と不安で眠れない人、
    アメリカ中にたくさんいるんだろうな。
    
    
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           「ハーレム・ジャーナル」
    
             投票に2.5時間並ぶ
    
                2008.11.05 Wednesday
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    投票場所は近所の小学校。夫と共に8時に到着。
    すでに長い行列。夫が言う。「こんなの、初めてだ」。
    小学校の体育館を出たのは10時半だった。
    
    
    ハーレム、盛り上がってる。
    列に並んでいる人の気持ちがうきうきしてる。
    そもそも2時間以上も大人しく無言で並んでいられる人たちではないので、
    いろいろ面白いこともあったし、気温が高めなこともあって、
    皆、文句を言わないどころか、楽しそうだった。(詳細はいずれ)
    
    
    わたし、実は選挙権ないくせに、夫と一緒に投票ブースに入って
    投票機のレバーを引かせてもらった。
    (いまだに旧式な投票マシーン。信じられん。正確に反映されるのか?)
    
    
    なのでスタバで無料のコーヒーが飲めるぞ。
    今日、スタバで「投票してきた」と言えば、
    コーヒー1杯、タダでもらえるのだ。
    
    
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           「ハーレム・ジャーナル」
    
          オバマ HOPEという名のリーダー
    
                2008.11.05 Wednesday
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    オバマの大統領当選の速報が出たのが11時ちょうど。
    あの瞬間の、ハーレムの人たちの気持ちをどう表したらいいのだろう。
    「イエー!!!!」という叫び声が、街のあちこちから聞こえた。
    
    
    同じニューヨークのクイーンズに住む友人に電話を掛けたら、
    かかりにくくなっていた。やはり友人に電話をしようとしていた夫も
    「かからない」と言う。ブルックリンの友人にも最初は繋がらなかった。
    多くの人が一斉に電話を掛けているのだ。
    
    
    そのうちに夫の同僚が掛けてきて、「今、ハーレム125丁目にいる」
    「皆、叫んだり、踊ったりしている。車は立ち往生」という。
    CNN からローカルニュース局の NY1 にチャンネルを変えると、
    その同僚が恋人と一緒に、テレビカメラに向かって
    満面の笑顔で手を振っていた。
    
    
    誰もかれもが8年振りに HOPE(希望)を取り戻したのだ。
    
    
    


    堂本かおる 
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    ニューヨーク・ブラックカルチャー・トリヴィア
    http://www.nybct.com
    ハーレム・ツアー
    http://www.nybct.com/11-tour.html
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書・木村怜由

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