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ICS AMERICA カウンセラー Ms. 鬼沢の
『NY発・・・おもしろコラム』(No.32) 2006.01.23
面白コラム・NY発 News・留学知って得する情報

    
    
    
    ★New York 発 News 
    
    MTAが安全非難方法のパンフレット発行
    
    メトロポリタン交通局(MTA)が、ニューヨーク市の地下鉄車両から
    の安全な避難方法についてのパンフレットを発行し、各駅の構内に
    配布している。これまでも車内の掲示板に「エマージェンシー・
    インストラクション」の、緊急時の車両内からの非難指導ポスター
    が貼られていたが、ロンドンのテロ以来、一般市民への告知が
    不十分だと非難されていた。
    MTAは、地下鉄の車両内からの緊急避難は、万一の時に備えて、
    知識として知っておいて欲しいと、市民に呼びかけている。
    
    
    ニューヨーク市の時給は全米でも高い
    
    2004年5月収入を基に、労働省労働統計局の調べによると、
    ニューヨーク市の労働者の時給額は、全米の他の州・都市に比べ
    て30%以上高い事が判った。
    統計によると、全米平均時給17ドル80セントに対し、
    ニューヨーク市の時給額は、平均23ドル56セントだった。
    中でも高給とされているマネージメントは、時給56ドル36セント、
    法律関係の仕事の時給は49ドル43セントで上位だった。
    一方低給とされるのは飲食業の労働者で市内平均は
    10ドル85セントだった。
    
    
    ニューズウィーク誌世論調査
    
    米国ニューズウィーク誌が、2005年9月末に1004人を
    対象に実施された世論調査によると、ブッシュ大統領を「歴史
    はどう判定するか」との質問に対して、米国市民の43%が
    「平均的大統領以下」と回答し、「平均的」と回答した人は
    35%、「平均以上」と回答した人は19%だった。
    大型ハリケーン「カトリーナ」「リタ」への対応をめぐっては、
    49%が「大統領は回りに起きている事を十分に把握していな
    い駄目な管理者」と回答し、「重要課題に集中する良い管理者」
    と回答した人は43%だった。
    
     
    日曜日駐車料金無料
    
    ニューヨーク市内は日曜日の駐車は無料だったが、2002年
    より、市の財政赤字から、日曜日も有料になっていたが、
    市議会での投票で、日曜日の駐車を無料とする法案が承認され、
    昨年11月13日から施行されている。市内の路上3万2000ヶ所、
    公共駐車場で4500ヶ所の駐車スペースが日曜日は無料になり、
    1日中使える事になる。今回の日曜日の駐車を無料にすることで、
    駐車料金や違法駐車の罰金から得る市の収入は1200万ドル減収と
    なり、標識変更費用等でも120万ドル必要という事で、今後の
    資金捻出が問題になりそうだ。
    
    
    ニューヨーク市は安全な街
    
    連邦捜査当局(FBI)が、全米の犯罪発生率をまとめた年間犯罪
    報告書を発表し、ニュー=ヨーク州は11年連続で減少し、
    2004年の全米7番目から、2005年は全米6番目に安全な
    州になった。統計によると、ニューヨーク州の犯罪発生率は
    全体で2.7%減少、特に殺人、強盗、強姦などが5.2%以上
    減少し、過去40年で最も低い数字になっている事が判明。
    FBIが全米1万7000市、郡、州の地方警察のデーターを基に
    毎年行っているもので、犯罪統計レポート「米国の犯罪」で
    判明した。
    全米で最も危険な街にはカルフォル二ア州フォンタナ、
    フロリダ州ポート・セントルーシー、
    テキサス州サントアントニオ、
    ニューメキシコ州アルバカーキ、ミズーリー州セントルイス
    などが上位を占めた。
    
    
    ニューヨーク州の喫煙率が減少
    
    非営利研究開発会社(RTI International)が発表した調査結果に
    よると、ニューヨーク市の喫煙率は年々減少傾向にあるが、
    昨年のニューヨーク州の喫煙率は18.1%と2003年の
    20.8%から大幅な減少を見せており、過去最低値を記録
    した。全米の喫煙率と比較しても早いペースで減少しており、
    高校生の喫煙率も減少傾向にある。
    近年活発になっている嫌煙運動やタバコの値上がり、室内の
    空気浄化を訴える「クリーン・インドア・エアーアクト」の
    制定などが、喫煙率減少に大きく貢献しており、今後も更に
    減少する可能性があるとしている。
    
    
    NY市民の平均寿命が延びる
    
    ニューヨーク市保健局が発表した統計により、ニューヨーク
    市民の年間死亡者数が減少傾向にあり、平均寿命が延びている
    事が判った。2004年の死亡者数は5万7000人余りで、
    2003年度に比べて約2000人減少していた。
    同当局が調査を開始した1898年度の年間死亡者数は
    1000人中20.1人の割合であったが、今回は7.2人と
    史上最小を記録している。
    減少の最大要因は、市内における心臓発作が14%減少、
    HIV.AIDS感染者の死亡率が12%減少、結腸癌と自殺者が
    9%減少した事が挙げられる。
    又2003年度から実施している新禁煙対策が効を奏し、
    市内の喫煙者が焼く20万人減少した事も大きな要因を見られ
    ている。
    
    
    アレルギー成分表示の義務付け
    
    米食品医薬品局(FDA)は。2006年1月1日より加工
    食品のラベルにアレルギー成分の表示を義務つけると発表した。
    FDAによると、米国成人の2%、未成年の5%が食物アレルギー
    を持っており、毎年約3万人がアレルギー症状を起こして救急
    室に運ばれ、その内の約150人が死亡しているという。
    今まではアレルギー成分を表示していない食品が多く、
    FDAの調査によるとパン、アイス、キャンデーなどの4分の1は
    ピーナッツや卵などのアレルギー症状を起こしやすい材料を
    使っていた。2004年に食物アレルギー表示と消費者保護法
    が制定されており、製造業者は、牛乳、卵、大豆、ピーナツ、
    魚など、アレルギー症状を引き起こしやすい8品目と、
    それらに含まれるアレルギー成分を表示する事が義務付けられ
    ており、ラベル表示は「カセイン」などの物質名で表示されて
    いたが、今回の成分表示義務により、「牛乳」「卵」などの
    判りやすい食品名を明確に記載されるようになる。
    
    
    NY,ロングアイランドが全米一健康地区
    
    女性向け健康雑誌で最新調査が発表され、NY州、
    ロングアイランドのナッソー区,サフォーク区が、女性にとって
    全米一健康な地域に選ばれた。
    ロングアイランドの女性はニューヨーク市内の女性より
    エクササイズの量も多く、喫煙、飲酒率はかなり低めで、
    健康保険所有率も高かった。
    ニューヨーク市内の女性は全米97位だった。
    ロングアイランドに差をつけられたニューヨークでも、
    全米レベルでは平均を大きく上回っている。その理由は、
    路上が全米でも最も安全なエリアという事だった。
     
    
    
    
    ★ICSアメリカ 留学部門からの”知って得する留学情報”

    プレ・キンダーガーテン、キンダーガーテンについて 日本の幼稚園にあたるのが、キンダーガーテンで、アメリカでは 義務教育としてとらえられており、小学校の準備施設として 公立小学校に併設されている所が多いです。 プレ・キンダーガーテンは4歳児、キンダーガーテンは5歳児を対象に、 地域での例外はありますが、殆どは入学予定年の翌年の1月1日までに 4歳になっていれば、プレ・キンダーガーテンに、 5歳になっていればキンダーガーテンに入学する事が出来ます。 公立の場合は学区が決まっていて、学区の住人であれば誰でも入学出来、 費用もスクールバスも無料になります。 手続きに必要な書類は、パスポート、出生証明書、家の賃貸契約書、 運転免許証等の、身分や住所を証明出来る物が必要になります。 入学以前より在住されている方は、子供が4歳、5歳になる年の 2月に学校よりオリエンテーションの通知が送られてきます。 それに参加すると、その時に入学手続きが出来ます。 1クラスの人数は20〜30名と比較的に多いです。 教育方針や内容は学校により様々ですが、基本的に小学校に入る 準備段階である為に、児童が学校に適応し、他人との協調性を身に つけさせるのが目的です。 小学校入学前の基礎学習として、英語・算数・理科・社会の レベルKという教科書を使うが、ワークブック中心に教えている所もある。 音楽・体育の授業もある。時間帯は学区によりますが、小学校より 授業時間は少し短いです。 私立の場合は、1クラスの人数が10〜20人と少ないですが、 年間学費が$5000〜$12000と幅があります。 一般的には入学予定年の9月1日までに4歳、もしくは5歳に なっている子供が入学できます。 入学手続きは公立と同様ですが、子供のインタビューがあります。 学校によっては、ERB(エジュケーショナル・レコード・ビューロー) の共通テストの結果を義務付けている所もあります。   入学時期が来ると、学校より持ち物や、提出書類の知らせが来ます。 期日までに記入作成し、学校に送付しなければなりません。 1、学校登録カード、2、予防接種の記録、3、健康診断書、 4、緊急時の連絡方法・緊急時の医療、医師に関する書類、 5、送り迎えの注意・時間、 6、クラスの先生からの用意する持ち物連絡 学校開始日は入学式や始業式などというものはなく、学校に到着し たら、各クラスのボランティア(クラスマザー)が出迎えて、 各クラスに入り、通常通りのスケジュールで始まります。 担任の先生と親との挨拶懇談会は、学校が始まって2,3週間後に オープン・ハウスがあります。殆どが両親が揃って出席出来るよう にと夕方予定される所が多く、担任の先生の授業の進め方、 先生の教育方針や、親の質問等が話し合われます。 キンダーガーテンは身近な行事や出来事から学習する事も多く、 ボランティアとしてクラス行事を手伝う事も多いです。 次回はアメリカの学校のシステムについてです。

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    ICS America 鬼沢寧子
    Mail:icsamerica@gakuseijoho.com
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