ICS AMERICA カウンセラー Ms. 鬼沢の
『NY発・・・おもしろコラム』(No.34) 2006.06.11
面白コラム・NY発 News・知って得する留学情報
★New York 発 News ・日本食店急増 ジェトロ・ニューヨーク・センターが、米国市場への日本食品の輸出促進を 調べた。米国の日本食レストラン数は2004年で8707店あり、一番多い州は カリフォルニア州で2770店、2位がニューヨーク州で757店だった。 88年から90年にかけては日本食レストラン開店ラッシュだったが、その後 日本のバブル崩壊に伴い撤退が相次いだ。その後開店した店の7割が韓国系、 中国系の経営だったが、90年代後半は、米国経済の好況により、ニューヨーク やロサンゼルスでは高級・大型店の日本食出店が相次いで、過去10年間で倍増 の躍進をしている。 ・NY市民のストレス NY市保健精神衛生局の最新データが発表された。それによるとニューヨーク 市民で精神的な健康状態が「良好でない」と答えた人が、7人に1人の割合。 市在住の成人1万人を対象にしたアンケートではストレス、うつなどの精神的 な問題で1ヶ月のうち2週間以上不調と答えたのは13%に上り、全米平均の 10%を超えた。この調査は毎年実施されており、2003年が最も高く、特に 女性、ヒスパニック系、離婚経験者、貧困層などに多い。 ・マンハッタン内の平均家賃 不動産ブローカーが発表した最新データーによると、今年マンハッタン区内の 1ベットルームアパートの平均家賃は2516ドルで、昨年より9%値上がり している。空室率は3月で0.75%で賃借することがより困難になっている。 賃貸用ビルが分譲用コンドミニアムに転化してきており、これから新しく建設 される居住用の建物も、多くが賃貸用ではなくコンドミニアムになっており、 賃貸アパートの物件の需要が高まっている。 ・太りやすいDNA型発見 米国ボストン大学を中心に米欧の研究チームが4月の米科学誌サイエンスに、 太りやすさに関係しているDNA型を新たに発見したと発表した。このDNA型は、 DNA配列の中で人によって所々塩基が1箇所だけ置き換わるSNP。チームは米国人 700人の血液サンプルと体格データーを使って、約87000箇所のSNPと肥満との 関係を解析し、遺伝子「INSIG2]の比較にSNPがある人は肥満になりやすいこと を突き止めた。この遺伝子は、コルステロールなどの合成を抑制し、SNPが 遺伝子の働きを阻害するような影響を及ぼしているらしい。このDNA型を持って いると、持っていない人より1.3倍肥満になりやすいという。今回の調査では 約10人に1人の割合でこのDNA型が見られたというほどで、肥満の予防や治療法 の開発につながると期待されている。 ・子供の肥満 ニューヨーク市内で、貧困層の子供の肥満が深刻化していると研究結果が発表 された。市内の貧困層の子供を対象にしたプレ・スクール・プログラムに参加 していた約16000人の子供について、市保健局が調査し、4人に1人が2歳になる までに肥満体重になっていることが判った。特に黒人とヒスパニック系の子供 肥満が圧倒的に多く、白人と比較すると2倍の確率になる。人種を問わず学年が 上がるのと比例して肥満体の子供が増えることも明らかになった。この調査結果 を受けて、市では、これ以上子供の肥満が増えないように、デイケアセンター での食事の改善や運動時間等を検討する方針を出した。 ・高校生の喫煙率 NY保健精神衛生局と教育局が実施した調査によると、高校生の喫煙が2001年 より減少していることが判った。2005年の市内公立高校生の喫煙率は11%で、 1997年の23%、2001年の18%より減少。高校生の喫煙率が減少した理由と して、タバコ税の上昇、喫煙法の強化が影響しているとしている。全米の未成年 の喫煙率は、約20%といわれ、ニューヨークの高校生は、その数字を下回って いるが、まだ高校生の約10人に1人が喫煙している。 ・NYの白人割合 ニューヨーク・タイムズ紙は、ニューヨーク都市圏での非ヒスパニック系白人の 割合が数年以内で50%を割り込み、マイノリティーになる公算が高いと発表 した。2000〜2004年までの国勢調査結果では、ニューヨーク市を中心 とした都市圏で白人が16万人、黒人が3万人の減少。一方でヒスパニック系は 29万人、アジア系が約20万人の増加になっている。割合で見ると都市圏の白人 人口は5年間で約2%減少し、現在は52%となっているが、ニューヨーク市 では1980年代にすでに白人の割合は過半数を下回っている。 ・ニューヨーカーは買い物好き 「ザガット社」が「2006ニューヨークシティー・ショッピング・ガイド」 のために行われたアンケート調査によると、店員の悪いサービスやレジでの待ち 時間の長さにも関らずニューヨークの人は買い物が好きであることが明らかに なった。調査結果から一番買い物に対する苦情が多かったのは、「店員のサー ビス・対応の悪さ」、「多くの店がいつも混んでいる」だったが、70%の人は 「店内で買い物に費やす時間は楽しい」と答え、63%が、1人で買い物をする のを好んでいることもわかった。 ・政治家の人気 コネチカット州、クニピアック大学が実施した世論調査によると、米国政治家で、 最も人気が高いのは前ニューヨーク市長のルドルフ・ジュリアーニ氏という結果 が出た。この調査は全米の有権者1700人を対象に行われたもので、米国の政治家 に0から100までの数字でスコアーをつけてもらい、その平均値を計算した もの。ジュリアーニ前ニューヨーク市長は63.5点、2位はイリノイ州選出、黒人 若手議員のバラク・オバマ上院議員が59.9点、3位はアリゾナ州選出のジョン・ マケイン上院議員の57.7点、4位、コンドリーサ・ライス国務長官の57.1点。 ヒラリー・クリントン上院議員は50.4点で8位だった。 ★ICSアメリカ 留学部門からの”知って得する留学情報” ≪ESLプログラムについて≫ 多くの現地の幼稚園ではESLプログラムは設けていずに、入園時から100%英語 のみの保育が行われている。渡米間もない子供によっては負担が大きい。しかし 幼稚園年少くらいの年齢であれば多少言葉が通じなくても、言葉への抵抗感がなく アメリカ人の子供達の中に入って遊べるようになり、遊びの中から英語を学び 取っていくと言われている。 小学校は、学校区によって異なったESLプログラムが組まれている。外国人の多い 学校区では毎日1,2時間のESLクラスがあるが、外国人の少ない学校区では、1人 のESL教師がその学校区内の各学校を回って教えるために週1,2回になっている。 英語習得の最適時期は8〜11歳と言われ、母国語である日本語で考える力が養われ ているので2〜5年で学習英語を習得できると言われる。一方小学校高学年で現地校 に入学した場合、アメリカ人子供達の母国語の英語習得プロセスが文法、発音、 語彙、構文などを含めた英語の完成期に入っているので、英語がゼロの状態で 入学する子供達の負担も大きいと言われる。 ・入学、編入、転校の手続きについて アメリカの学校は9月に始まり6月に終了します。現地校であれば、随時入学でき ます。もし時間があれば、入学前に環境に慣れたり家庭教師などをつけて準備期間 を取ると、入学後クラスに溶け込み易いようです。 入学学年は生年月日が基準です。その年の1月1日から12月末までに何歳になるか で学年が決まりますが、アメリカの学校では生徒の学力や社会的成熟度が考慮され る事もあり、英語力の不足などにより学年が変わることもあります。 ・公立学校の入学手続き 1、 居住区の教育委員会に学区域の学校を確認する 2、 学校に連絡をしてアポイントを取る 3、 学校を訪問・面接、書類手続きをする 必要書類は、日本の学校の在学証明書(英文)成績証明書(英文) 出生証明書(Birth Certificate)、もしくはパスポート 居住地を証明する書類、賃貸契約書とか電話代、電気代の請求書等 予防接種の証明書 学校からの受取書類、これは入学時までに作成して学校に提出します。 入学申込書 緊急時連絡表 Health Form (かかりつけの医師をみつけて記入してもらいます。) Immunization Form (学校指定の予防接種Formです。) 日本から持参された証明書を見て受けていない予防接種は受けなければなりません。) 生徒調査票 次回は学校生活についてお話したいと思います。 2006.5.23****************************************** ICS America 鬼沢寧子 Mail:icsamerica@gakuseijoho.com ICS AMERICA :http://www.gakuseijoho.com/ ****************************************** |
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