TOYOTA HIPPOCKET from NEW YORK のWhat's Hotへ!!
(19) 2004.02.07 ■ New Topics from New York : February 7, 2004
February 7, 2004
皆様、お元気ですか? 特にNYでは超寒い日が続いていますが、 NYの皆さん、日本の皆さん、世界の皆さん、いかがお過ごしですか? ♪今回のFunky Sensations #15は、 新年の幕開けとともに制作されたTOYAのFunkyな新曲紹介に続いて、 世界一のレコーディング数をほこる名ドラマー、 バーナード・パーディーのお話。 アレサ・フランクリンを「ソウルの女王」に育てた バーナード・パーディーの秘話や、TOYAと彼とのツアーでのおもしろ話。 その他、今は亡き最高のベース・プレーヤー、レイ・ブラウンの 熱い話しのご紹介。 そして今回はNY、日本で活躍中の新進、女性作曲家/演奏家の 松村牧亜さんをゲストに迎え 彼女の映像音楽の世界を堪能していただけます。 2004年最初のファンキーセンセーションズ、 またまた聞き逃せない興味深い楽しい話題の連続です。 是非お楽しみ下さい!!! 聴き方は: まず右のサイトに行ってください。 http://www.boogiewoogiecafe.com/ Top ページが出てきたら「日本語の番組-ENTER」をクリック。 ラジオの一覧が でてきます。数ある番組コンテンツのうち、 上から4段目、一番左のToya's Funky Sensations #15 がその番組です。 あとはサイトに書いてあるインストラクション通りにやれば 「ワンタッチ」で聞けます。 基本的には: *マックをお使いの方はリアルプレイヤー *ウィンドウズをお使いの方はメディアプレイヤー *万が一どちらも作動しなかった場合はMP3 のボタンをワン・クリックで番組が始まります。 (下のご参考図参照) また番組の中でToyaが話している内容に関連した写真を見ていただけます。 Toya's Funky Sensations #15の枠の中の Toya's Funky Sensationsロゴマークをクリックすると、表が現れます。 その中の一番下、番組関連リンクから Funky Sensation Photos をクリックすると見ていただけます。 ******************** ご参考図 (直接このメールからはお聞きになれませんので以下のサイトに まず行って下さい) サイト http://www.boogiewoogiecafe.com/site/index.html の中にある Toya's Funky Sensations #15 の枠の中の一番下に3つならんで いるボタン: 左がマック用 リアルプレイヤー、 まん中がウィンドウズ用メディアプレイヤー、 右がMP3の各ボタン
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NEW YORK LANDMARK STORY
*今週は、マンハッタンの5番街の高層ビル街にそびえ立つ
荘厳なゴシック建築の大教会
「セント・パトリック大聖堂」にCLOSE UPしてみたいと思います。
全米最大のカトリック系の教会で
天才建築家ジェイムズ・レンウィックの設計に基づいて着工されたのは、
1858年のことでした。
最近発見された書類により、公式に教会が開かれたのは、
1879年であることが分かりました。
高さ100mもある尖塔とマリア聖堂のある今の姿で完成したのは、
1908年になってから。
建物内部の柱やアーチのフォームが美しく、
深い青を基調としたステンドグラスの神秘的な光は、本当に特別です。
高い天井に賛美歌の歌声が響き、捧げられたそうそくの炎がゆらめき、
厳かで静かな時が流れます。
格式高いこの大聖堂でセレモニーを行うことは、
ステータスシンボルともなっています。
5番外にそびえ立つこの素晴らしい教会の姿の全体を
なんとかカメラにおさめようとする観光客の姿が後を絶ちません。
私も友達がニューヨークに来たりして、5番街を歩く時は、
少しだけでも中を覗いてみることがよくあります。
クリスマスのミサは、1日何回も開かれます。
今年も世界中からたくさんの人がこのミサに訪れることでしょう。
Yoco
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インターFM Hip Pocket
ラジオパーソナリティーYocoTokuya
http://www.interfm.co.jp/
http://yousworld.com/ny/htm/yoco.htm
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さて、こちらNYはマンハッタンのセントラルパークや
ダウンタウンのイチョウの木や他の木々も黄色やオレンジ色になって、
今週末がちょうど見ごろといったところです。
ニューヨークの秋はとても短くて、
冬はもう駆け足ですぐそこまで来ています。ホリ
デーシーズンの訪れを告げる催し物の一つ、
ロックフェラー・センターのアイススケートリンクも先月オープンし、
先週からホリデーシーズンスケジュールとなりました。
もう、たくさんの人がこのスケートリンクで滑っています。
滑るのも楽しいし、見ているだけでも、
ニューヨークならではのエキサイティングなムードがあって楽しいです。
来月、12月4日には、ここでクリスマスツリーの点灯式があると
発表されました。
大きなツリーがたくさんのライトと共に綺麗に映し出されて、
ここはニューヨークのホリデーシーズンを代表する
素晴らしいスポットになります。
さて、このロックフェラー・センターから1ブロックのところにある、
ラジオシティー・ミュジックホールでも、
ホリデーシーズンのショー、
「ラジオシティー・クリスマス・スペキタクラー」が始まりました。
そう、素敵な衣装に身を包んだ女性ダンサー達が並んで
足を高く蹴り上げるラインダンスのロケッツです。
この他、ロケットダンサーがオモチャの兵隊の衣装を着て
パレードを繰り広げたり、象やラクダ、サンタクロースなどが出演して、
3Dによるソリに乗る体験もできるとか・・・。
今年もさらにバラエティーに富んだ
素晴らしいショーとなるでしょう。
最後に、話題がガラッと変わってゴシップですが、
先週火曜日にジェニファー・ロペスが
タイムズスクエアーにあるMTVのスタジオに現れて、
男優のBen Affleckとの婚約をもうすぐ発表!と匂わせました。
左手薬指には、推定1億2千万円の5カラットの
ピンクダイアモンドの指輪が輝いていました。
そしてその後すぐに正式に婚約発表があり、
もうすぐウエディング・ベルが聞けるそうです!
さて、再来週はサンクス・ギビング・デーですね。
ターキーの丸焼きがテーブルに並ぶ季節がやってきました。
みなさんも楽しいホリデーシーズンをお迎え下さい。
November 11, 2002
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NYではメジャーリーグ・ベースボールが今週でレギュラーシーズンを終え、
10月1日からプレオフに入ります。昨年の事を考えると、去年の今ごろは
9/11の事件でゲームも中止となり、
プレイオフに入るのも例年よりもおそくなったことを思い出します。
そしてこれから短い秋を楽しむとあっという間に長い冬がやってきて
バスケットボールのシーズンになる、というのが私のひとつの季節感です。
今NYの街では10月30日のハロウィーン・グッズが盛んにお店に並んで
います。それに加えて、クリスマス・グッズがもうお店に並び始めました。
今年は例年より早い気がしますが、
それを見たとたん一気に「今年がもうすぐ終わる!」
という気にさせられたのできっとこれも一つの商戦でしょうね、
なんとなく買いたくなっちゃうものです。
(昨年は9/11の影響でクリスマス・グッズの売り上げが落ち込みました。)
でも今からクリスマスカードを買っても・・・と思いますよね。
さて芸術の秋、
ふらっと美術館に足を運びたくなるような季節がやってきました。
今回はあまり知られていないけれど
ニューヨークの歴史を垣間見ることの出来る
素晴らしい博物館「ニューヨーク市博物館」を
皆さんにご紹介したいと思います。
あまり聞いたことのない名前かもしれませんが、
この博物館はオランダ人が17
世紀にニューヨークに入植を始めてから現在にいたるまでの歴史を展示、
解説している貴重な博物館です。
何回もニューヨークに来ている方でもまだ行った
ことのない方に是非お薦めです。
当時の写真や絵、絵画など、貴重な品々そのものが
ニューヨークの歴史を語ってくれます。
また、ニューヨーカーの生活様式が時代に沿って紹介されていたり、
ブロードウェイファンの方には3Fに
「ブロードウェイコーナー」というものもあって、
1886年にミュージカルが始まってから
現在までのミュージカルの歴史が音楽と共に
舞台風に紹介されていてとても楽しいです。
テディーベアファンの方には「おもちゃのギャラリー」がお薦め。
テディーベアやドールハウスコレクションも見ることが出来ます。
そしてこの「ニューヨーク市博物館」で今、10月6日まで、
通称ペンステーションで知られている
「ペンシルバニア・ステーションの最後の日々」
と題した展示が行われています。
1910年にオープンしたこのペンステーションは、
実は今の姿になるまでに一度、60年代半ばに取り壊されているのです。
私達の知らないこの頃の姿を、写真家アーロン・ローズが撮影した
作品約40点が、当時のニューヨークを語ってくれています。
ニューヨーク市立博物館のインフォメーションは:
それでは皆さん、次回をお楽しみに!
インターFM Hip Pocket
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大都会の朝の無料コンサート
夏の風物詩の一つ、ロックフェラーセンターで行われる毎週金曜日朝8時30分からのコンサート、NBC Today 「サマー・コンサートシリーズ '02」が、今年も錚々たる顔ぶれで始まっています。
ビルの谷間のストリートに作られる仮設の野外ステージで行われる大都会の朝のコンサート。これはなんと無料で、TVでも実況中継されるので、TVに写りたい観客も含めて大勢の人が詰めかけます。そしてもちろんスターを間近で見られるので大人気のコンサートです。
今年の主な出演者は、
7月19日:One Hit wonders
夏にニューヨークにくる予定のある方には、早起きしなくてはならないけれど、絶対お勧めのコンサート!
夏のイベントには欠かせない、
7/11「ハーレムウィーク」幕開け!@ニューヨーク市長の官邸、Gracie Mansion
今年も「ハーレムウィーク」というイベントコンサート・シリーズがハーレムを中心に8月から始まります。
7月11日木曜日には、この幕開けのアウトドア・ガーデン・レセプションがなんと、
ニューヨーク市長のGracie Mansionと呼ばれる官邸内で盛大に行われました。
このレセプションのオープニングは、ハーレムのアポロシアターで公演されるミュージカル、
「HARLEM SONG」のキャストによるパフォーマンス。このミュージカル「HARLEM SONG」は、
Jazz、Blues、Swing、Soul、Gospel、それにRapまで聞けるという作品。
ハーレムとその音楽のヒストリーをかいま見ることができる貴重な作品で、一般公開は8月4日。
さて、アウトドア・ガーデン・レセプションの話に戻って、イベントをしめくくったのは
R&B FoundationのPresidentを務めるシンガー Chuck・Jackson。見事なベテラン・ソウルシンガーのパフォーマンスでした。
TOYA が現在Chuck・Jacksonの音楽監督を務めていて演奏・指揮をしました。
とてもラッキーなことに私も招待を受け、レセプションに参加して来ました。
この日はメディアもたくさん来ていて、テレビでも放送されていました。
それではめったにはいることのできない、会場となった ニューヨーク市長の官邸、
Gracie Mansion のことを少しお話ししますね。
ニューヨーク市長の官邸、Gracie Mansion
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皆さん、お元気ですか?
ニューヨークはマイナス5〜6度の気温の中、新年を迎えました。体感気温は
マイナス12度。タイムズ・スクエアーのカウントダウンも新ニューヨーク市長
の就任セレモニーと共に無事に終わりました。
ちなみに、「タイムズ・スクエアー」はどうしてタイムズ・スクエアーと呼ば
れているかご存知ですか?「タイムズ・スクエアー」は最初「ロング・エイカー・
スクエア」と呼ばれていて、マンハッタンの中でも静かな場所でした。1904
年にニューヨークを代表する新聞社の一つ、「ニューヨーク・タイムズ」がこの
エリアに引っ越してきました。以来、このタイムズをとって「タイムズ・スクエアー」
と呼ばれるようになったのです。そして70年代は映画「タクシー・ドライバー」
でもご覧いただけるように、あまり風紀のよくないお店などが並ぶワイルドなエリア
でした。それが90年代にはいると、ディズニーやワーナー・ブラザーズのお店が
並び綺麗な街として生まれ変わったのです。これが「タイムズ・スクエアー」の
簡単なヒストリーです。面白いでしょ。
さて、ニューヨークのビレッジでは今、残念なニュースがあります。今日、
1月9日付けの新聞によると、42年間続いてきたアメリカ中で一番のロングラン
のミュージカル(オフ・ブロードウェイ)、「ファンタスティックス」が今度の
日曜日、13日に幕を閉じます。あの名曲「Try to remember」という曲はこの
ミュージカルの曲です。たった8人のキャストによる、キャパシティー150人の
小さな劇場での、目の前で繰り広げられるプレイはみごとに人の心をとらえます。
ブロードウェイの主役に抜擢されている人も、このミュージカルからスタートした
人も少なくありません。私の友人も「ファンタスティックス」で主役を務め、その
後すぐに「Beauty and the Beast」(美女と野獣)のツアー・カンパニーの主役
に抜擢されました。
42年間といえば本当に長い間、上演されていたんですね、その歴史を少したどって
みると、1960年、5月3日にビレッジにある「サリバン・ストリート・プレイ
ハウス」という今と同じところで開幕しました。その後テレビ化、映画化もされ、
トニー賞、エミー賞、アカデミー賞受賞作品ともなり、テーマソングの「Try to
remember」はハリー・ベラフォンテ、バーバラ・ストライザンドなどの名シンガー
によってもレコーディングされました。日本公演もありました。
このお話しの内容は若いカップルの、真実の愛を求めて冒険するラブストーリー。
時代を超越したストーリーとシンプルなセット、永久的なマジカル・スコア、これが
ロングランの秘密でした。残念ながらもうすぐ幕をとじることになった心温まるスト
ーリー「ファンタスティックス」、もしまだ見ていなくて、間に合う方は必見です。
またいつか再開することを願ってやみません。
The Fantasticks
Yoco
ニューヨークは明日がサンクスギビング・デーという秋の感謝祭です。
今日私は5番街のサックス・フィフスデパートに一足早いクリスマスショッピングに行って来ました。
アメリカのデパートを始め各お店は、このサンクスギビング・デー・ウイークエンドが、
クリスマスショッピングをする人で、一年でも一番混み合う週末です。
5番街に面したデパートのショー・ウインドーはクリスマスのデコレーションできらきら!
各デパートはこのショー・ウインドーのクリスマス・ディスプレイに力を入れます。
これを見に集まって来ている人でストリートは人の山でした。
観光でニューヨークに来る人もニューヨーカーも、このディスプレイを見ることも
ホリデーシーズンの楽しみの一つとなっています。
そこでデーパートはこの見物客のためにストリートに、遊園地の乗り物に乗るときに
待っているようなロープを張って順番に並んで見れるように人を整理して、そこには人の列が何十にもできています。
この列を見ると、ホリデーシーズンが今年もやって来た!と実感します。
サンクスギビング・デーの話に戻って、、、
ホワイトハウスでブッシュ大統領が今年召し上がるという
大きな大きなターキー(七面鳥)がテレビで公開されました。
もちろんまだ生きています。
明日はアメリカ中がターキーになっちゃうくらいみんなターキーを食べます。
しかも一日中食べっぱなしです。家族が集まって食卓を囲みます。
そしてちょうど日本のおせち料理のように、その後も数日ターキーを食べます。
お里帰りをする人がたくさんいて、マンハッタンはこの時期人が少なくなります。
今日の空港はすごく混み合っていました。
恒例のメーシーズ・デパート主催のサンクスギビング・デーパレードも今夜は徹夜で
準備が進められています。
今年も巨大バルーンがニューヨークの秋の空に浮かんで、たくさんの人が参加し、盛
大なパレードが繰り広げられることでしょう。
そしてこのサンクスギビング・デーが終わると
次は一気にクリスマスに突入です。
街ではクリスマスソングが流れ、プレゼントを買いに走り回る人が増え、
11月28日にはロックフェラーセンターのクリスマス・ツリーの点灯式もあるので
これから益々きれいな、一年の中でも特別にエキサイティングなニューヨークとなっ
ていくでしょう。
またこの続きは次回をお楽しみに!
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こちらニューヨークは街中にポリスや兵隊が警戒に当たり、厳戒態勢です。
ものものしい光景ですが、だから今は安全という人もいたりいろいろです。
ワールドトレードセンターの付近は未だ全てがストップしていますし、放送局
や新聞社に手紙で、炭疽菌が郵送されていますが、その他の地域はいたって
普通です。
NYに観光でみえたゲストと昨日会いましたが、街があまりに普通なので
びっくりしていました。ちょうど日本がサリンに襲われたときのような感じ
かもしれません。NY 市長も平常の生活をするように市民に呼びかけていま
す。昨日はNYヤンキースが快挙を遂げ素晴らしかったです。次はシアトル
(イチロー)との対戦です。このヤンキースの勝利はニューヨークをパッと
明るくさせるものでした。
ヤンキースといえば、WTC事件の前日に私達はヤンキースタジアムにいま
した。その日は夕立が激しく、試合開始まで2時間待ったあげく、結局フィー
ルドのコンディションが雨の為、使えない状態になっていたので、中止となり
ました。
この日は、R&Bのレジェンド、チャック・ジャクソンがゲームの前にアメリカ
国歌を歌う予定でした。TOYA は チャック・ジャクソンの音楽監督として
同行しました。Yocoも招待され、私達一行はヤンキースのオーナー、スタイン
・バーナー氏の特別室に招待を受けました。そこには数々のトロフィーや選手
の写真、ベイブ・ルースに支払われた実物の小切手他、歴史を刻んだ品々が
飾られていました。
そしてこの日のゲストの為に用意されたエビやかになどのオードブルがずらり
と並び、シェフがいて、ローストビーフなどをサーブしていました。各会の
政治家から女優さんと同席し、この日はメリル・ストリーブさんも来ていま
した。放送局の人達がいるところのすぐ隣にあるオーナーズ・ボックス席で
試合開始を待っていました。結局、これは9月28日(金)にリスケジュール
され、もう一度私達は行きました。チャック・ジャクソンの歌った国歌はまた
格別で、人とチームに勇気を与えたように思います。
私達の仕事も事件の直後は全てがキャンセルになり、TOYAが出演するはずだ
ったモータウン系の大イベントも来春に延期となったり、YOCOのラジオ放送も
スポンサーの意向で3週に渡り放送を断念していました。NYで音楽を体験
しにいらっしゃるはずだった日本からの方々も全てキャンセルとなり、その後
いらっしゃる方はゼロですが、最近になってニューヨーカーは、特にアート
関係、音楽業界は、チャリティー・コンサートとか、レコーディングなどで、
活気づいています。
10月9日(火)にはビレッジにあるケニーズ・キャスタウェイズというクラブ
でチャリティー・コンサートが行われました。
(Kenny's Castaways, 157 Bleeker Street, Greenwich Village.)
これはDaily Newsというニューヨークのローカル新聞社の市民サービスコラム
ニスト、Bill Farrellさんのホストで夜7時にはじまりました。バンドは
「スタッフ」で有名なGordon Edwards(ゴードン・エドワーズ:ベーシスト
)率いる「スタッフ」のメンバーによる演奏と、この日のために集まったニュー
ヨークのミュージシャン達によるものでした。以下がその名前の1部です。
James Allen Smith, Alex Foster, Mick Gaffney and Mike Clarke. Stanley
Banks Allstar featuring Lonnie Youngblood, The Robert Ross Band,
Beverley Hanshaw-Smith, Beverly Crosby, Ray Chew, Maxine Brown,
Walt Whitney, Toru Oki "Yellow Blue from Japan 知っている名前はありますか?
10月14日(日)にはブルーノートにて、Ray Brownの75歳のBirthday Live
があり、ゲストにDee Dee Bridgewaterを迎えての素晴らしいライブで、私達も
大満足して帰ってきました。実はこの ブルーノートに行く前、日本人のダンサー
の友人の公演もあって、それにも行きました。公演のタイトルは「一匹蟻、
Lone Ant」です。彼女の作品は「雨にも負けず、風にも負けず・・・」といった
蟻の一生をパントマイムで、一人で50分近く演じるもので、コメディー・タッチ
の演技の中に、知らぬ間に心を引きつけられるストーリーに感激しました。
この公演で集まったお金はWTCで被害にあったその家族に全て寄付されるそうです。
「私達にできることはこれです!」という彼女のメッセージが印象的でした。
ブルーノートのあと、ミッドナイトを過ぎてから ブルーノートの向かいにある
「ビレッジ・アンダーグラウンド」の毎週日曜日のオープンマイクにも行きました。
ここでもホットなショーが繰り広げられていて、「傷ついた気持ちでいる人、でも
それも人生だ、」とスピーチをしたあとに司会者のシンガーが歌った歌に観客は胸
を打たれました。この日は3つのパフォーマンスをはしごした、ソーホー、ビレッジ
の夜でした。ビレッジは良い音楽と暖かい心で溢れているように見えました。
来月8日、TOYAはアポロ・シアターでのビッグショーに出演します。R&Bファウ
ンデーションの大コンサートで、NYで人気のTVトークショー「Late Show」の
バンド・リーダー Paul Shaffer (映画Blues Brothers2000の音楽監督兼、出演)、
アマチュア・ナイトの音楽監督 Ray Chu, そしてToyaの3キーボード・プレーヤー
の共演となります。楽しみです。アポロ・シアターでの裏話などまたご報告します。
ニューヨークの鼓動をお伝えするTOYA & YOCOでした。 See ya!
******
★グルーヴ体験(音楽の個人レッスンとNYのライブハウス・ツアー)をご希望
★或いは、「まるごとNY」で見たといって、直接下記サイトへ!
ご心配いただき本当にありがとうございます。事件の後、使っているプロバイダー
がダウンしたらしく、メールが全く繋がらくなり、数時間前にやっと復帰しました。
お返事遅くなってごめんなさい。こちらは二人とも無事です。
これからは人の心を大切にしていく世の中にしていきたいです。人の心と心が
繋がっていることが幸せですよね、こうして何度もメールをいただいて本当に
勇気づけられます。
NYに住んでいる人は今、心身共に疲れています。とにかく相次ぐ悲報で
ニューヨークから笑顔が消えています。私の友人はミッドタウンのオフィスに
いましたが、会社の本部はWTCにあり、部下や同僚が会議でWTCに行っていたと
泣きながら話していました。
この会社はちょうど飛行機がアタックした階にあり、80階から90階のたくさん
のフロアーに渡ってあったそうです。会議に遅刻して人は助かった人もいるそう
ですが、1500人位いる社員が昨日までは700人行方不明でした。今日は
そのうちの400人と連絡がとれて、300人の社員が未だ行方不明です。逃げて
助かった人から、また色々話しを聞いたそうです。最初の飛行機のアタックで、
非常階段からみんな避難していたところビルからの指示で、「もう大丈夫だから
オフィスに戻るように」と言われ戻った人が助からなかったのです。非常階段を
降りるときに消防士とすれ違い、消防士たちは上へ上へと上がっていったそうです。
他の会社でも、遅刻した人が助かってまじめに働いていた人が犠牲になったことで、
泣き崩れている友人になんと言ったらよいのでしょう。どんな形にしろ助かった人
がいることは良かったのに・・・
ファイナンシャル・センターにいて、隣が火事だと聞いて(1機目の衝突)、
ビルの外に避難すると次の瞬間にWTCに2機目の飛行機がつっこみ、ほこりまみれ
になりながらブルックリン・ブリッジを走って逃げてきた友人もいます。
私の生徒の一人は、ちょうど事件の時WTCの駅にいたそうで、降りしきる灰と舞い
散る書類の中を必死に走ったそうです。
YOCOのラジオ番組、ヒップポケットのエンジニアのボビーは、40丁目の23階に
あるニューヨークWORラジオ・ステーションでオン・エアー中、一機目の衝突を
ニュースで知り、急いで窓からWTCを見ると、その瞬間に2機目の飛行機がつっこんで
行ったそうです。もうニュースは見れないと言ってました。
今日もグランドセントラルに爆弾が仕掛けられたといって地下鉄が一時止まること
もありました。おとといのエンパイアーの爆弾騒ぎといい、何を信じて良いのか
みんなとまどっています。
私達の住むクイーンズも、今日は風向きのせいでプラスティックの焼けたにおいが
立ちこめていました。喉や目が痛いです。巨大なビルに張り付いていた何万枚の
大きく分厚かったガラス窓(ガラスの総枚数:43,600枚、ガラスの総面積:
60万スクエアフィート=55740平方メートルだそうです。TOYA)とセメント
は粉々に砕け散り、グラスパウダー、セメントパウダーとなって人々に襲いかかり
ました。吸い込んだらどうなるか、考えたくありません。両目をガーゼでふさがれた
人が呆然とTV画面の中に立ちすくんでいるのも印象に残っています。
ストリートや、ビル、アパートの入り口には、行方不明の人の写真の張り紙や、
みんなでがんばろうという宛名は特定せずみんなヘのメッッセージを書いた紙や、
友達に自分の無事をしらせるメモなどが生々しく貼られています。何万人もの人が、
職場を失い、希望を失い、命を失いました。
現場近くにいた人は未だショック症状から立ち直れません。特に子供達はかわいそう
です。街全体が心の傷を負っています。
アラブの子供達もアメリカの攻撃を受けたとき、このような気持ちだったのでしょう。
単なる報復は解決にはなりません。深い深い考えが求められています。そんな中、
今は救助が先決です。
93年のWTC爆弾テロや2〜3年前のエンパイア乱射事件の時も、激しい憤りを
感じましたが、今回は全く違います。力が抜けた、という感じです。NY中が
パニックで、その犠牲の大きさは言葉には表せません。
私たちはミュージシャンです。そしてメディアの中にいます。何が起ころうと
音楽を愛する気持ちは不滅です。それは人を愛する気持ちがあってからこそです。
それを皆さんに伝えたいです。これから平和と愛を思う音楽を作り続けます。
明日は献血に行きたいと思っています。
Peace, 2001.09.14
YOCOの「Topics from NY」・・・http://yousworld.com/ny/htm/yoco.htm
マンハッタンは川に囲まれているので、夏の間は特にたくさんのクルーズを楽しむことができます。
夏の夜風に吹かれながら、バンドの生演奏を楽しみ、マンハッタンの夕暮れや夜景も
船の上から眺めるという、とっても気持ちの良いクルーズ。船に乗って、マンハッタ
ンが遠ざかっていく景色をみるのはドキドキします!
幾つかあるうちのクルーズの中からまず一つ、シーポート・ミュージック・クルーズをご紹介。
これはディナーはついていませんが、もちろん飲み物は船の中で買うことができます。ジャズ、ブルース、
ロック、ソウル等、一流アーティストの生演奏を、船の上でグラスを片手に聞くのはもう最高の気分!!
さて次は、ちょっと贅沢でゴージャズなクルーズ、ワールドヨット。
こちらはファンシーな船の中で、4コースのディナーをロマンチックに楽しみ、そし
てもちろんバンドの生演奏も聴きながらの3時間コースのゆったりクルーズ。料金は
$80前後。出航はPier81というウエストエンドの41丁目にある81番埠頭から。
お問い合わせは、
マンハッタンの摩天楼を贅沢に水上から眺めてみてはいかがですか? Enjoy !
■ Tel・Fax:718-472-2026(New York, U.S.A.)
「ブロンクス動物園」は、マンハッタンからハーレムリバーをはさんで北側に位置し、
区域の5分の1以上が公園というエリアにあり、世界屈指の規模を誇ります。
1899年、ブロンクス リバー沿いに造園されたブロンクス公園にオープンして以来、
「ブロンクス動物園」の名前で親しまれてきましたが、93年「野生生物保護公園」と改名されました。
でもニューヨーカーは、今でも「BRONX ZOO」と呼んでます。
広大な敷地はいくつもの区域に分けられ、ジャングルやサバンナ、ヒマラヤなど動物
の生態に合わせた自然環境が再現されていて、700種、4000頭以上の動物が生活しています。
熱帯雨林の環境を再現した「ジャングル ワールド」、夜行性動物の生態を観察できる。
「ワールド オブ ダークネス」、その他、ロープウェイやモノレールなど、乗り物も豊富です。
春には沢山の動物の赤ちゃんが生まれ、今「BRONX ZOO」はBABYで賑わっています。
ニューヨーカーは家族で、カップルで、そして友達と遠足気分で、この「BRONX ZOO」に出かけています。
今ホットなスポットの一つは、タイムズスクエアにある「VH1ギャラリー」。
今週6月27日(水)からニューヨークでは、夜空の下でロマンティックにダンスを楽しめる、
夏恒例のリンカンセンターの「Midnight summer swing」シリーズが始まりました。
リンカンセンターはニューヨーク最大の総合芸術センター。音楽、演劇、舞踊など世界でも一流の公演が行われています。
ブロードウエイの62丁目から66丁目の間に位置し、正面にメトロポリタン・オペラハウス、
その左手前にニューヨーク市立劇場、その向かい側には、エイブリー・フィッシャー・ホールがあり、
ホールの裏手にジュリアード音楽院があります。
これらの建物の真ん中に噴水があり、この広場で夏の間、「Midnight summer swing」シリーズが行われます。
噴水を囲んだ広場の特設会場でステージをみながらダンス!入場料は$12。
でもこの会場の周りでステージを見たり、踊ったりする人は無料!
音楽の種類はサルサ、ポルカ、カントリー・ウエスタン、タンゴ、スウィング、そしてDJが入るクラシック・
ディスコまでと幅広く、独立記念日の7月4日には、ここでも花火が打ち上げられます。
夏の間、毎週(火)〜(土)、夜7時半から10時まで。
この「Midnight summer swing」はニューヨーカーを楽しませてくれるでしょう。
■ Tel・Fax:718-472-2026(New York, U.S.A.)
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広告も募集中です。お問合せからご連絡ください。